こんにちは、やきそばです。
今日はドルコスト平均法について
検証したいと思います。
現在ドルコスト平均法で積み立ててる方も、そうでない方も、ぜひ一つの指標にしていただけたらと思います!
ドルコスト平均法って?
まず、ドルコスト平均法とはなんぞや?と思われる方もいると思います。
金融商品は、日々価格が変動します。
それを一度に買い付けるのではなく、
毎月一定数買い付けることで、平均取得単価を平準化することができ、
リスクを軽減することができます。
例)eMAXIS NY ダウインデックスに投資してみよう!
※購入手数料は加味しません※
①6/1に10万円を一括投資!
投資基準価格は27,845円(1万口あたり)です。(基準価格はこちらを参照。)
27,845÷10,000=2.7845円(1口あたり)
100,000円×2.7845=278,450口
が購入できました!
②5回(各2万円ずつ)にわけて分散投資!(ドルコスト平均法)
※計算は割愛します!
- 5/6 基準価格:27,538円
購入口数:55,076 - 6/1 基準価格:27,845円
購入口数:55,690 - 7/1 基準価格:28,263円
購入口数:56,526 - 8/2 基準価格:28,253円
購入口数:56,506
累計購入口数は223,798口になりました!
ドルコスト平均法のイメージは湧いたでしょうか?
こちらのシミュレーションだと、
一括購入の方が有利になりましたね…。今日はこのことについて検証したいと思います。
つまり、ドルコスト平均法って、本当にリスク分散になってるの??ということです。
そこでこちら👇👇👇!
【ドルコスト平均法】5パターンを大検証
今回は楽天証券の人気商品である、
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)の
過去の投資基準価格を用いて、
図の5パターンの投資効果を検証してみました。

スポット購入は、下落時に購入することを想定しています。
底値で買うのは無理なので、下落し始めくらいを意識しました😂
※注意※あくまで過去の値動きになります。今回は、やきそばが意図的に「上昇相場」「下降相場」を選びました。下降相場においては、「コロナショック」に当たりますので、極端な例であることをご了承ください。しかしながら、相場においては、過去に定期的な下落がありますので、検証価値があると思ってのことです。
検証結果はこちら👇
①上昇トレンドにおける、ドルコスト平均法・一括購入の検証

上昇トレンドにおいては、どの投資法も出口はプラスで終われることがわかりました。
しかしながら、下落時にスポット購入、さらに、下落率によって投資額を大きくすることによってリターンが増えることがわかりました。
②上昇トレンドにおける、ドルコスト平均法・一括購入の検証

出口が下降トレンドでは、資産が減少してしまうことがわかりました。
しかしながら、下落時のスポット購入の方が、下落相場ではよりリスクを減らすことができると読み取れます。
まとめ
以上の検証から、ドルコスト平均法が必ずしも有利ではない、むしろ不利に働くこともあり得ることがわかりました。
しかしなが、これらあくまで「積立一本」に絞った場合の話です。
積立NISAによる積立投資では、年間40万という少額投資ですし、上記で示したリスク自体は許容範囲内で抑えられると考えます。
また、20年間非課税という恩恵があるので、出口戦略においては、下降相場の場合は最悪「塩漬け」の選択肢もあり得ると思います。
非課税期間で上昇転換してプラ転したら、必要な分だけ利益確定していこうかな、とか…!
やきそばは、この検証を経て、「余剰資金の積立投資は止める」選択をし、
- 積立NISAによる少額分散投資
- 下落時にスポット購入
の戦略を取りたいと思います!
現在の上昇相場で相場を追いかけず現金比率を高めるのは、かなり苦しいものもありますが、むやみやたらに高値高みも怖いですね…。
自分の戦略をしっかり固めて投資していきたいと、再確認できる検証でした!
おわり
とは言いつつ、高配当と好きな銘柄ということでMCD株を先日追加購入しました🇺🇸笑
では、最後までお付き合いいただきありがとうございました〜👋
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